一般社団法人 兵庫県薬剤師会

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会長挨拶



兵庫県薬剤師会について

会長挨拶

ご挨拶

 皆さんこんにちは。兵庫県薬剤師会14代目の会長を務めさせていただきます三宅圭一です。当会は明治23年より134年続きます歴史ある会で、その重責に恥じないよう努めてまいります。
 今年は1月1日に能登沖で大きな震災が起こりました。お亡くなりになられました方のご冥福をお祈りいたします。当会からも兵庫JMATと日本薬剤師会の災害支援薬剤師として34名の薬剤師が現地に赴きました。どうか一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 さて、今年は診療報酬(調剤報酬)、介護報酬、障害福祉サービス等の報酬のトリプル改定が実施されました。私たち薬剤師には次の5点が求められているように思います。
① 全ての医薬品供給拠点としての役割を発揮すること。
② 災害対応、感染症対応を含め、地域に貢献すること。かかりつけ機能を発揮すること。
③ 医療DXを活用し、質の高いサービスを目指すこと。
④ それらの薬局の機能情報を地域の方々に周知すること。
⑤ 薬剤費削減の観点から重複投与やポリファーマシー対策。さらに10月からは長期収載品
  に関する選定療養まで開始される予定です。
今回の改定は、地域包括ケアシステム完成目標の2025年のみならず2040年を視野に入れた大切な改定になります。「私たちに何が求められているのか」をしっかり考えて業務に取り組む必要があると考えます。
 また、本年4月より第8次医療計画がスタートしました。5疾病6事業プラス在宅医療において薬剤師が活躍することが期待されています。薬剤師の役割は「調剤、医薬品の供給、その他薬事衛生を通して地域の方々の健康を維持・増進していくこと」です。そして薬剤師会の存在意義は「薬剤師一人ひとりが生き生きと活躍できるようサポートしていくこと」と考えます。
 兵庫県薬剤師会は、8年前から病院薬剤師の皆さんにも全て入会いただき「オール薬剤師」での取り組みをしています。全国の都道府県で一番の会員数を誇ります。来年で阪神淡路大震災から30年です。県民の安心と安全を守るため、さらに尽力したいと考えます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
 
                             
                                 会長 三宅 圭一