副作用ってなに?
例えば、お薬を飲んだ時に、じんましんがでたり、眠気、腹痛、動悸がする、などといった本来目的としていない、望ましくない作用が現れることがあります。これを一般的に「副作用」と呼んでいます。お薬を使用した際に必ず副作用が起こるわけではありませんし、副作用がいつでも悪者とは限りませんが、状況によっては、お薬の服用を中止したり、薬を変更するなどの対処が必要になります。お薬の副作用がでた場合はひどくなる前に対応することが大切ですので、普段とは違う感じがしたり、おかしいなと思うような症状がでている場合には、放置せずできるだけ早くかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。以下のような方は特に副作用に注意が必要です。事前に医師や薬剤師に相談しておきましょう。
・アレルギーなどのある方
・過去にお薬で副作用を経験したことがある方
・他の病院で治療を受けている方
・他にお薬(病院で処方されたお薬、市販薬)を使用している方
・たばこやお酒の習慣のある方
・肝臓や腎臓など、お薬を代謝・排泄する臓器に病気のある方
・妊娠している、または妊娠の可能性のある女性、授乳中の女性
・仕事で特別な環境(高所での作業や自動車・機械類の運転操作など)にある方